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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅰ.見る,観る,視る

顕微内視鏡による脳内キナーゼイメージング

著者: 船曳和雄1

所属機関: 1先端医療振興財団先端医療センター研究所

ページ範囲:P.406 - P.407

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 遺伝子工学により,特定の細胞種をキナーゼ活性モニター可能なFRETプローブでラベルした動物と,脳内に刺入できる多色蛍光に対応した顕微内視鏡を用いることで,脳内の特定の細胞群のキナーゼ活性をリアルタイムに長期間,自由行動下に観察することが可能になった。これら技術は,各種行動や疾患の背景に存在するキナーゼ活性の詳細な解析を可能にするため,様々な脳研究に応用されることが期待される。

参考文献

. 26:359-370, 2015
. 22:4647-4656, 2011
. 37:65-73, 2012
. 112:6718-6723, 2015
. 89:683-694, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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