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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす

Ⅰ.見る,観る,視る

補償光学による深部イメージング

著者: 玉田洋介1 村田隆1 服部雅之2

所属機関: 1自然科学研究機構基礎生物学研究所生物進化研究部門 2自然科学研究機構基礎生物学研究所光学解析室

ページ範囲:P.410 - P.411

文献概要

 生体分子や構造を蛍光プローブによって標識し,生きた細胞内でその動態を観察するライブセルイメージングは分子生物学の現場で広く用いられている。しかし,生きた組織を深く観察しようとすればするほど,イメージングに用いる光が乱れ,得られる像が劣化する。補償光学は,そうした光の乱れを補正して生組織深部の高解像観察を可能にする技術である。本稿では,補償光学と補償光学による深部イメージングの際の要点を紹介する。

参考文献

. 44:231-251, 1993
. 50:305-351, 2012
.44:384-390, 2015
. 10021:1002106, 2016
. 11:625-628, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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