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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅱ.見えなかったものを視る

神経伝達物質を高精細に可視化するハイブリッド型蛍光プローブの開発

著者: 浅沼大祐1 瀧川健司12 並木繫行1 廣瀬謙造1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科神経生物学 2現・大日本住友製薬株式会社

ページ範囲:P.422 - P.423

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 筆者らは,主要な神経伝達物質であるグルタミン酸の可視化を目的として,独自に構築したスクリーニング手法を用いて高性能な蛍光プローブeEOSを開発した。ラット海馬由来の神経細胞にeEOSを応用したところ,個々のシナプスでのグルタミン酸放出を高精細に可視化することに成功した。シナプス伝達機構や脳神経疾患の病態メカニズムの解明において,eEOSは有用なツールとして貢献することが期待される。

参考文献

. 102:8740-8745, 2005
. 25:2249-2259, 2007
. 105:4411-4416, 2008
. 134:7676-7678, 2012
. 10:162-170, 2013
. 53:13439-13443, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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