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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅱ.見えなかったものを視る

Ca2+センサーG-CaMPの進歩

著者: 大倉正道12 中井淳一12

所属機関: 1埼玉大学大学院理工学研究科 2埼玉大学脳末梢科学研究センター

ページ範囲:P.442 - P.443

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 緑色蛍光タンパク質GFPを蛍光素子として用いて開発された,遺伝子コード型Ca2+センサーGECI(ゲッキー)の一つであるG-CaMP(ジーキャンプ)や近年開発された類似構造を有するバリアントでは,Ca2+感受性,応答速度,輝度などの性能が向上した。最新のG-CaMPバリアントを用いることで,生体モデル動物の単一細胞レベルでの高度なCa2+イメージングが可能となってきた。

参考文献

. 388:882-887, 1997
. 19:137-141, 2001
. 7:e51286, 2012
. 499:295-300, 2013
. 5:4153, 2014
. 1:025008, 2014
. 12:64-70, 2015
. 538:388-391, 2016
. 347:755-760, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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