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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅱ.見えなかったものを視る

電位センサードメインを用いた膜電位プローブの進歩

著者: 河合喬文1 筒井秀和2 岡村康司1

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科統合生理学教室 2北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス系生命機能工学領域

ページ範囲:P.444 - P.445

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 近年,細胞膜電位変化の光学計測を目的として,タンパク質性の膜電位プローブGEVI(genetically encoded voltage indicator)の開発が進んでいる。その一因として,ホヤの電位依存性ホスファターゼ(voltage-sensing phosphatase;VSP)の電位センサードメインが活用されるようになったことが挙げられる(図)。本稿では,主にVSPの電位センサードメインを用いた膜電位プローブの現状について概説する。

参考文献

. 5:683-685, 2008
. 591:4427-4437, 2013
. 75:779-785, 2012
. 17:884-889, 2014
. 7:42398, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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