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増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅱ.見えなかったものを視る
IP3センサー
著者: 谷村明彦1
所属機関: 1北海道医療大学歯学部薬理学分野
ページ範囲:P.448 - P.449
文献購入ページに移動 多彩な時空間的特徴を持つCa2+シグナルを発生させる情報伝達分子であるイノシトール1,4,5-三リン酸(IP3)の可視化を目的に,IP3受容体のリガンド結合ドメインに蛍光タンパク質を結合させたFRET型の蛍光センサーが開発された。このセンサーを使ったCa2+とIP3の同時解析によって,Ca2+オシレーションの発生機構が明らかにされつつある。今後のIP3センサーの進歩に有用な知見や技術が生まれている。
参考文献
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