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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅱ.見えなかったものを視る

エクソサイトーシスのイメージング

著者: 平嶋尚英1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院薬学研究科生体超分子システム解析学分野

ページ範囲:P.452 - P.453

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 エクソサイトーシス(開口放出)とは,細胞が細胞外に物質を分泌する機構の一つで,神経細胞の終末からの神経伝達物質の放出,種々のホルモンの分泌,クロマフィン細胞やマスト細胞からのメディエーターの分泌など,生体内情報伝達において極めて重要な過程である。エクソサイトーシスの機構を明らかにするには,時間的・空間的な情報が得られるリアルタイムイメージングが極めて有効である。ここでは,現在行われている主な方法について紹介する。

参考文献

. 21:87-94, 2010
. 177:695-705, 2007
. 128:513-520, 2008
.86:281-285, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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