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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅳ.狙ったものを動かす

光によるマウスを用いた精神神経疾患の病態解析

著者: 小尾紀翔1 林(高木)朗子12

所属機関: 1群馬大学生体調節研究所脳病態制御分野 2科学技術振興機構さきがけ

ページ範囲:P.486 - P.487

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 光遺伝学の開発者の一人であるスタンフォード大学のDeisserothは,神経細胞に光感受性タンパク質であるchannelrhodopsin-2(ChR2)を発現させ,光照射することでその神経活動を直接制御することに成功したが,かく言う彼は精神科医である。今や見ない日はないと言ってよいほど広まっている光遺伝学であるが,肝心の精神神経疾患分野では,どのような革命を起こしているのであろうか。本稿では,光遺伝学のルーツとも言える精神疾患に焦点を当てる。

参考文献

. 450:420-424, 2007
. 340:1234-1239, 2013
. 522:335-339, 2015
. 525:333-338, 2015
. 14:285-293, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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