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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

文献概要

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす Ⅳ.狙ったものを動かす

光誘導性二量体・多量体形成システムを用いた受容体タンパク質活性の制御

著者: 遠藤瑞己1 小澤岳昌1

所属機関: 1東京大学大学院理学系研究科化学専攻分析化学研究室

ページ範囲:P.494 - P.495

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 受容体タンパク質は,細胞外リガンド分子による入力に応じて細胞内にシグナルを伝達しており,その活性は時空間的に制御されている。近年,光吸収により二量体および多量体を形成する光受容体タンパク質を用いることで,対象となる受容体タンパク質の活性を光によって制御することが可能となった。光による受容体タンパク質の制御技術は,その活性ダイナミクスが種々の生命現象において果たす役割を解明するための,強力な手段になると期待されている。

参考文献

. 33:1713-1726, 2014
. 10:249-252, 2013
. 5:4057, 2014
. 11:952-954, 2015
. 6:23976, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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