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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻5号

2017年10月発行

増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす

Ⅳ.狙ったものを動かす

光照射分子不活性化法(CALI法)によるタンパク質機能制御

著者: 竹居光太郎1

所属機関: 1横浜市立大学大学院生命医科学研究科生体医科学部門

ページ範囲:P.498 - P.499

文献概要

 タンパク質の機能解析において,実際にタンパク質が機能する時間と場所で解析を行うことが重要である。このような時空間分解能を必要とする解析に奏功する研究ツールとして,光によって急性的にタンパク質機能を阻害する“光照射分子不活性化法(CALI法)”が登場して以来,四半世紀の間,種々の改変法が開発されて発展し,近年ではプロテオミクス解析や脳機能を制御する方法へ適用されてこの技術の新時代が到来している。

参考文献

. 85:5454-5458, 1988
. 95:4293-4298, 1998
. 127:1621-1629, 2014
. 333:769-773, 2011
. 35:38-47, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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