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文献詳細

雑誌文献

生体の科学68巻6号

2017年12月発行

文献概要

特集 心臓の発生・再生・創生 Ⅱ.心臓形成の制御機構

心臓・大血管形成にみる環境適応

著者: 南沢享1 平崎裕二2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学細胞生理学講座 2東京慈恵会医科大学解剖学講座

ページ範囲:P.543 - P.547

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 ヒトをはじめ,哺乳類の心臓には4つの部屋と4つの弁が備わっているが,発生のごく初期の段階では,1つの管状構造(原始心筒)にすぎない。原始心筒から複雑な心臓が形成されるには設計図であるゲノム情報が基本となる。しかし,心臓を取り巻く内的外的環境因子が,心臓とそれに連なる大血管の形態形成に重大な影響を及ぼすことが判明している。本稿では最新知見を含め,心臓・大血管形成にみる環境適応について概説する。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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