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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻4号

2018年08月発行

特集 いかに創薬を進めるか

ウイルス疾患の創薬─2-メタル結合ファーマコフォアモデルに基づく成功例

著者: 吉永智一1 宍戸貴雄2 吉田立3

所属機関: 1塩野義製薬株式会社創薬疾患研究所感染症・免疫部門HIV感染症グループ 2塩野義製薬株式会社創薬疾患研究所感染症・免疫部門呼吸器ウイルス感染症グループ 3塩野義製薬株式会社創薬疾患研究所感染症・微生物部門新興・再興感染症グループ

ページ範囲:P.339 - P.344

文献概要

 これまでに,ウイルスの増殖に必須なウイルス由来酵素を薬剤の標的とした多くの抗ウイルス薬が創製されている。本稿では,筆者らが見いだした2-メタル結合ファーマコフォアモデルが,基質アナログでもなく,2種のウイルスの異なる酵素に当てはまり,最終的に治療薬となった例を紹介する。

参考文献

. 14:8420-8429, 2006
. 14:8430-8445, 2006
. 15:5487-5492, 2007
.53:565-569, 2017
. 52:901-908, 2008
. 55:813-821, 2011
. 70:515-519, 2015
. 13:927-935, 2013
. 38:2827-2837, 1994

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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