文献詳細
特集 いかに創薬を進めるか
和漢薬創薬を目指した基礎研究と臨床研究
著者: 東田千尋1 久保山友晴1 楊熙蒙1
所属機関: 1富山大学和漢医薬学総合研究所神経機能学分野
ページ範囲:P.354 - P.357
文献概要
様々な疾患モデル系を用いた創薬研究の表現型スクリーニングで活性を示す和漢薬の知見は非常に多い。しかし,シーズ化合物発見から新薬承認に至るまでには,研究開発にかかる長い年月,多額の費用,低い成功確率,といった険しい壁が立ちはだかる。和漢薬の基礎研究の成果が,新薬開発の入口としてだけでなく,より直接的に臨床に生かされるような道もあるとよい。
参考文献
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