文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅰ.細胞核での分子修飾 DNA
文献概要
DNAメチル化は代表的なエピジェネティック修飾であり,発生・分化を制御する。体細胞分裂時にはDNAメチル化状態は維持される一方,発生過程などでは,新たなDNAメチル化や受動的および能動的な脱メチル化が起こる。遺伝子プロモーター領域CpGアイランドのDNAメチル化は,ヌクレオソームの配置や構造の変化を通じて遺伝子発現を強力に抑制する。DNAメチル化異常はがんの原因となり,その他の疾患との関連も示されている。
参考文献
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掲載誌情報