文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅰ.細胞核での分子修飾 DNA
文献概要
APOBECファミリーは,デアミナーゼ活性によりDNAのシトシンをウラシルに変換する酵素群である。AIDは遺伝情報を改変することでリンパ球の多様性を生み出す一方,APOBEC3はウイルスの遺伝情報を破壊し,抗ウイルス分子として機能する。一方で,AIDやAPOBECの病的な発現は発がんにつながるという面もあり,本稿ではAID/APOBECによるDNA変異活性により制御される多様な生命現象について概説する。
参考文献
. 41:578-594, 2016
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. 2018 Jun 1. doi:10.1111/cas.13658. [Epub ahead of print]
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