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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅰ.細胞核での分子修飾 RNA

ヒドロキシル化

著者: 鈴木健夫1 鈴木勉1

所属機関: 1東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻

ページ範囲:P.398 - P.399

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 RNA修飾のなかにはヒドロキシル化(水酸化)された修飾体が存在する。また,RNAの脱メチル化は,メチル基への水酸化反応がかかわる。tRNAのアンチコドンに導入される水酸化修飾は,正確なコドン認識に重要な役割を担う。RNAの水酸化および脱メチル化は,Fe(Ⅱ)/2-オキソグルタル酸(2OG)依存オキシゲナーゼに分類される酵素が触媒する。

参考文献

. 45:7401-7415, 2017
. In press, 2018
. 43:517-532, 2018
. 592:2012-2022, 2018
. 285:34503-34507, 2010
. 351:282-285, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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