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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅰ.細胞核での分子修飾 ヒストン/核内タンパク質

アセチル化

著者: 山下りえ1 堅田明子1 中島欽一1

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院基盤幹細胞学

ページ範囲:P.400 - P.401

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 細胞核内における分子修飾のなかで,最も古くから研究がなされているものの一つはヒストンタンパク質のアセチル化修飾である。ヒストンアセチル化は“書き手”である酵素によって導入され,アセチル化を認識するタンパク質“読み手”を介して様々な複合体をリクルートすることで主に転写活性化に関与する。また,非ヒストンタンパク質のアセチル化はタンパク質の活性や結合に関与し,細胞内のシグナル伝達に重要な役割を果たす。

参考文献

. 70:81-120, 2001
. 1864:1372-1401, 2016
. 3:320-343, 2012
. 25:1924-1931, 2013
. 12:231-243, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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