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文献概要
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅰ.細胞核での分子修飾 ヒストン/核内タンパク質
モノユビキチン化
著者: 立石智1
所属機関: 1熊本大学発生医学研究所発生制御部門損傷修復分野
ページ範囲:P.408 - P.409
文献購入ページに移動 モノユビキチン化とは,基質タンパク質に1つのユビキチン(Ub)タンパク質が共有結合により付加される翻訳後修飾である。モノユビキチン化されたタンパク質はアダプタータンパク質と呼ばれるタンパク質により特異的に認識され,細胞内の別の部位へ運搬されることにより,エンドサイトーシス,DNA修復,損傷乗り越え複製,転写調節,シグナル伝達など様々な機能に関与している。
参考文献
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