文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅰ.細胞核での分子修飾 ヒストン/核内タンパク質
文献概要
ヒストンタンパク質のリン酸化は,様々な種類のヒストンタンパク質で可逆的に制御されている(表)。とりわけヒストンH2A,H2B,H3,H4のコアヒストンでは,主にアミノ末端やカルボキシル末端のテール部分に観察される。①細胞周期の進行やDNA損傷,あるいは炎症反応などの外界からの刺激に応答した多様なタンパク質のクロマチンへの局在制御や,②遺伝子の転写制御に重要な役割を果たしている。
参考文献
. 438:1176-1180, 2005
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