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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅰ.細胞核での分子修飾 ヒストン/核内タンパク質

リン酸化(セリン・スレオニン)

著者: 中西真1

所属機関: 1東京大学医科学研究所癌防御シグナル分野

ページ範囲:P.410 - P.411

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 ヒストンタンパク質のリン酸化は,様々な種類のヒストンタンパク質で可逆的に制御されている(表)。とりわけヒストンH2A,H2B,H3,H4のコアヒストンでは,主にアミノ末端やカルボキシル末端のテール部分に観察される。①細胞周期の進行やDNA損傷,あるいは炎症反応などの外界からの刺激に応答した多様なタンパク質のクロマチンへの局在制御や,②遺伝子の転写制御に重要な役割を果たしている。

参考文献

. 438:1176-1180, 2005
. 330:239-243, 2010
. 7:12059, 2016
. 132:221-232, 2008
. 64:347-361, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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