文献詳細
文献概要
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅰ.細胞核での分子修飾 ヒストン/核内タンパク質
シトルリン化
著者: 有田恭平1
所属機関: 1横浜市立大学生命医科学研究科構造生物学研究室
ページ範囲:P.412 - P.413
文献購入ページに移動 ヒストンタンパク質中のアルギニン残基は,ペプチジルアルギニンデイミナーゼ(PAD)によってシトルリン残基に変換される。シトルリン化はアルギニン残基の正電荷を消失させ,クロマチンの高次構造の変化を起こし,遺伝子発現を制御する翻訳後修飾である。また,PADは非ヒストンタンパク質もシトルリン化し,遺伝子発現を制御する。
参考文献
. 11:777-783, 2004
. 277:49562-49568, 2002
. 306:279-283, 2004
. 118:545-553, 2004
. 29:4982-4993, 2009
. 507:104-108, 2014
. 42:8285-8296, 2014
. 102:3611-3616, 2005
. 286:17069-17078, 2011
. 45:11727-11736, 2006
. 11:189-191, 2015
. 34:395-402, 2003
掲載誌情報