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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅰ.細胞核での分子修飾 ヒストン/核内タンパク質

ADP-リボシル化

著者: 上田國寛1 高松邦彦2 岸田あおい3

所属機関: 1神戸常盤大学保健科学部 2神戸常盤大学教育学部 3神戸市民病院機構神戸市立西神戸医療センター

ページ範囲:P.414 - P.415

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 ADP-リボシル化は,NADをADP-リボシル基供与体として行われるタンパク質の翻訳後修飾である。転移されるADP-リボシル基が1個だけのモノADP-リボシル化と,複数個が順次転移・重合されるポリ(ADP-リボシル)化がある。前者は病原微生物の発症要因として,後者は損傷したゲノムDNAの修復に重要である。

参考文献

. 54:73-100, 1985
. 20:389-404, 2015
. 98:12414-12419, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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