文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 タンパク質合成
文献概要
ハイプシン化は今から40年以上前に発見された,eIF5Aタンパク質にのみ起こる極めてユニークな翻訳後修飾である。この修飾はeIF5Aの機能にとって必須であることから,ハイプシン化の機能はeIF5Aの機能とは切っても切り離せない関係にある。近年,eIF5Aは,リボソームだけでは翻訳しづらい特定のアミノ酸配列に対して,翻訳を促進する役割を持つことが明らかになってきている。
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