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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 タンパク質合成

ハイプシン化

著者: 松山晃久1 吉田稔1

所属機関: 1理化学研究所環境資源科学研究センター

ページ範囲:P.424 - P.425

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 ハイプシン化は今から40年以上前に発見された,eIF5Aタンパク質にのみ起こる極めてユニークな翻訳後修飾である。この修飾はeIF5Aの機能にとって必須であることから,ハイプシン化の機能はeIF5Aの機能とは切っても切り離せない関係にある。近年,eIF5Aは,リボソームだけでは翻訳しづらい特定のアミノ酸配列に対して,翻訳を促進する役割を持つことが明らかになってきている。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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