文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 細胞内シグナル
文献概要
ERK(extracellular signal-regulated kinase)MAP(mitogen-activated protein)キナーゼカスケードは,増殖因子やサイトカインの受容体,Gタンパク質共役型受容体などの下流で活性化し,細胞の増殖や分化,移動など,様々な細胞機能を制御するシグナル伝達経路である。近年の研究により,個々の細胞内におけるERK活性の経時的測定が可能となり,ERK活性の複雑な動態とその生理的意義があらためて注目されている。
参考文献
. 18:128-131, 1993
. 16:1171-1182, 2006
. 114:86-91, 2005
. 7:170-180, 2015
. 9:2174, 2018
掲載誌情報