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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 細胞内シグナル

リン酸化(セリン/スレオニン/チロシン)

著者: 今城正道1 松田道行1

所属機関: 1京都大学大学院生命科学研究科生体制御学分野

ページ範囲:P.430 - P.431

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 ERK(extracellular signal-regulated kinase)MAP(mitogen-activated protein)キナーゼカスケードは,増殖因子やサイトカインの受容体,Gタンパク質共役型受容体などの下流で活性化し,細胞の増殖や分化,移動など,様々な細胞機能を制御するシグナル伝達経路である。近年の研究により,個々の細胞内におけるERK活性の経時的測定が可能となり,ERK活性の複雑な動態とその生理的意義があらためて注目されている。

参考文献

. 18:128-131, 1993
. 16:1171-1182, 2006
. 114:86-91, 2005
. 7:170-180, 2015
. 9:2174, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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