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増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 酸化還元状態
カルボニル化
著者: 戸田年総1
所属機関: 1東京都健康長寿医療センター研究所
ページ範囲:P.452 - P.453
文献購入ページに移動 タンパク質のカルボニル化は非酵素的に起こる不可逆的(修復不能)な酸化修飾であり,その反応には,生体内でのエネルギー代謝に伴って必然的に発生する活性酸素がかかわっている。タンパク質のカルボニル化は生体にとって有害な反応であり,立体構造や生理活性に悪影響を及ぼす。老化や生活習慣病の原因物質の一つと考えられており,それらのバイオマーカーとしても注目されている。
参考文献
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