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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾

Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 酸化還元状態

カルボニル化

著者: 戸田年総1

所属機関: 1東京都健康長寿医療センター研究所

ページ範囲:P.452 - P.453

文献概要

 タンパク質のカルボニル化は非酵素的に起こる不可逆的(修復不能)な酸化修飾であり,その反応には,生体内でのエネルギー代謝に伴って必然的に発生する活性酸素がかかわっている。タンパク質のカルボニル化は生体にとって有害な反応であり,立体構造や生理活性に悪影響を及ぼす。老化や生活習慣病の原因物質の一つと考えられており,それらのバイオマーカーとしても注目されている。

参考文献

. 292:16804-16809, 2017
. 9:315-325, 1990
. 7:1150-1163, 2007
. 119:768-774, 1996
. 280:11648-11655, 2005
. 3:375-382, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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