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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 タンパク質機能・品質管理

SUMO化

著者: 斉藤寿仁1

所属機関: 1熊本大学先端科学研究部基礎科学部門生物科学分野

ページ範囲:P.458 - P.459

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 SUMOは,酵母からヒトまで広く真核生物に保存されている約100アミノ酸から成るユビキチン類似タンパク質で,基質となるタンパク質をSUMO化あるいはポリSUMO化して,①液体相分離によるドロップレット形成を誘導したり,②局在・安定性制御などの品質管理を行ったりする。高等動物にはSUMO-1/2/3/4の4つのサブファミリーが存在して,ヒト細胞内では1,000種以上のタンパク質が修飾を受けている。

参考文献

. 118:889-918, 2018
. 47:167-186, 2013
. 10:1374-1388, 2015
. 166:651-663, 2016
. 528:218-224, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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