文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 タンパク質機能・品質管理
文献概要
タンパク質のアデニリル化は,1967年にStadtmanらが,大腸菌で窒素条件の変化に応答してグルタミン合成酵素(GS)にAMPを転移し,修飾GSの触媒活性が低下することを観察したのが最初1)であるが,40年後の2009年,2010年にFIC(filamentation induced by cyclic AMP)ドメインによる2種類の低分子量GTPase(RhoおよびRabタンパク質)のAMP化の発見により,この翻訳後修飾が広範囲に及ぶ可能性が急速に高まってきた2,3)。
参考文献
. 276:44357-44364, 2001
. 323:269-272, 2009
. 329:946-949, 2010
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. 118:1199-1215, 2018
掲載誌情報