icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 タンパク質機能・品質管理

ピログルタミル化

著者: 斉藤貴志1 西道隆臣1

所属機関: 1理化学研究所脳神経科学研究センター神経老化制御研究チーム

ページ範囲:P.474 - P.475

文献購入ページに移動
 タンパク質,特に生理活性ペプチドには,N末端残基に様々な翻訳後修飾が認められる。グルタミン酸またはグルタミンから始まるペプチドは,酵素学的・非酵素学的にピログルタミル化される。ピログルタミル化ペプチドは,植物から動物まで様々な種に存在している。ピログルタミル化により,生体内半減期が増長し様々な生理作用を発揮する一方,疾患の引き金になることも示唆されており,その生理的・病理的意義が議論されている。

参考文献

. 379:966-980, 2008
. 48:11831-11833, 2009
. 14:457-466, 1995
. 94:217-225, 2013
. 207:768-777, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?