文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾 タンパク質機能・品質管理
文献概要
タンパク質,特に生理活性ペプチドには,N末端残基に様々な翻訳後修飾が認められる。グルタミン酸またはグルタミンから始まるペプチドは,酵素学的・非酵素学的にピログルタミル化される。ピログルタミル化ペプチドは,植物から動物まで様々な種に存在している。ピログルタミル化により,生体内半減期が増長し様々な生理作用を発揮する一方,疾患の引き金になることも示唆されており,その生理的・病理的意義が議論されている。
参考文献
. 379:966-980, 2008
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掲載誌情報