icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅳ.細胞外での分子修飾 分泌タンパク質

C末端アミド化

著者: 佐々木一樹1 土谷翔1 尾崎司1

所属機関: 1国立循環器病研究センター研究所分子薬理部

ページ範囲:P.504 - P.505

文献購入ページに移動
 C末端アミド化は生理活性ペプチドに特徴的な翻訳後修飾で,生理活性ペプチドの半数にこの修飾が認められる。ペプチジルグリシンα-アミド化モノオキシゲナーゼが反応をつかさどり,脊椎動物では単一の遺伝子によってコードされている。C末端アミド化は,生理活性ペプチドが機能を発揮するために受容体と相互作用するのに必要であり,またプロテアーゼによる分解からの保護などにも役立っていると考えられている。

参考文献

. 88:2535-2545, 2010
. 17:1363-1376, 1997
. 75:4115-4119, 1978
. 1719:51-58, 2018
. 287:301-313, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら