文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅳ.細胞外での分子修飾 分泌タンパク質
文献概要
グレリンは胃から分泌されるペプチドホルモンで,その生理活性には3番目のセリン残基へのオクタン酸修飾が必須である。グレリンのオクタン酸修飾を触媒する酵素として,グレリンO -アシル・トランスフェラーゼが同定されている。オクタン酸修飾されたグレリンは,グレリン受容体に作用することで,成長ホルモンの分泌促進,摂食亢進および体温調節など多彩な生理作用を示す。
参考文献
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掲載誌情報