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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅳ.細胞外での分子修飾 分泌タンパク質

オクタノイル化

著者: 椎村祐樹1 佐藤貴弘1 児島将康1

所属機関: 1久留米大学分子生命科学研究所

ページ範囲:P.506 - P.507

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 グレリンは胃から分泌されるペプチドホルモンで,その生理活性には3番目のセリン残基へのオクタン酸修飾が必須である。グレリンのオクタン酸修飾を触媒する酵素として,グレリンO-アシル・トランスフェラーゼが同定されている。オクタン酸修飾されたグレリンは,グレリン受容体に作用することで,成長ホルモンの分泌促進,摂食亢進および体温調節など多彩な生理作用を示す。

参考文献

. 402:656-660, 1999
. 27:786-804, 2018
. 105:6320-6325, 2008
. 132:387-396, 2008
. 160:189-194, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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