文献詳細
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅳ.細胞外での分子修飾 分泌タンパク質
文献概要
γカルボキシル化反応は,基質タンパク質のグルタミン酸残基におけるγ位の炭素原子に更にもう1つのカルボキシル基を転移させる反応であり,γ-グルタミルカルボキシラーゼ(GGCX)により触媒される。この修飾を受けるタンパク質は生体内で18種ほど知られており,活性の変化を生じるタンパク質も知られている。臨床的には,ワルファリンの作用やucOC,PIVKA-Ⅱなどのバイオマーカーと深くかかわっている。
参考文献
. 9:e88643, 2014
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. 40:451-456, 2007
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