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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅳ.細胞外での分子修飾 分泌タンパク質

γカルボキシル化

著者: 東浩太郎1 井上聡1

所属機関: 1東京都健康長寿医療センター研究所老化制御研究チーム

ページ範囲:P.508 - P.509

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 γカルボキシル化反応は,基質タンパク質のグルタミン酸残基におけるγ位の炭素原子に更にもう1つのカルボキシル基を転移させる反応であり,γ-グルタミルカルボキシラーゼ(GGCX)により触媒される。この修飾を受けるタンパク質は生体内で18種ほど知られており,活性の変化を生じるタンパク質も知られている。臨床的には,ワルファリンの作用やucOC,PIVKA-Ⅱなどのバイオマーカーと深くかかわっている。

参考文献

. 9:e88643, 2014
. 142:296-308, 2010
. 40:451-456, 2007
. 453:350-355, 2014
. 30:1245-1254, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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