文献詳細
文献概要
増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅳ.細胞外での分子修飾 分泌タンパク質
脱ヨード化
著者: 村上正巳1
所属機関: 1群馬大学大学院医学系研究科臨床検査医学
ページ範囲:P.512 - P.513
文献購入ページに移動 甲状腺から分泌される主なホルモンはthyroxine(T4)であるが,標的遺伝子の転写調節を行うためには,脱ヨード化によって活性型ホルモンである3,5,3’-triiodothyronine(T3)に変換される必要がある。1型,2型,3型の3種類のヨードサイロニン脱ヨード酵素による脱ヨード化が甲状腺ホルモンの作用発現と調節機構に深くかかわっている。
参考文献
. 29:898-938, 2008
. 150:1097-1107, 2009
. 115:2524-2533, 2005
. 343:185-189, 2000
. 37:1247-1252, 2005
掲載誌情報