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文献詳細

雑誌文献

生体の科学69巻5号

2018年10月発行

文献概要

増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾 Ⅳ.細胞外での分子修飾 細胞外基質/その他

糖化ストレス

著者: 米井嘉一1 八木雅之1 髙部稚子1

所属機関: 1同志社大学生命科学部糖化ストレス研究センター

ページ範囲:P.516 - P.517

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 生体内では還元糖,脂質,アルコールに由来するアルデヒド基含有化合物がタンパク質のアミノ酸残基と非酵素的に反応し,カルボルニル修飾タンパク質や糖化最終生成物(AGEs)が生成される。これらの修飾タンパク質は組織沈着,スカベンジャー受容体を介して細胞内へ移行,RAGEを介して炎症性サイトカイン産生を起こす。一連の反応およびその結果は糖化ストレスと呼ばれ,老化関連疾患の進展に関与する。

参考文献

. 7:112-119, 2010
.87:279-285, 2015
. 11:1468-1482, 2010
. 4:184-191, 2017
. 38:913-920, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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