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特集 細胞高次機能をつかさどるオルガネラコミュニケーション Ⅱ.ゴルジ体およびポストゴルジネットワーク
オルガネラプロテオームを解析する新技術
著者: 田口友彦1 新井洋由2
所属機関: 1東北大学大学院生命科学研究科細胞小器官疾患学分野 2東京大学大学院薬学系研究科衛生化学教室
ページ範囲:P.568 - P.572
文献購入ページに移動筆者らはBioID法1)という近傍分子同定法を,オルガネラ膜脂質を認識するタンパク質性のプローブに応用し,そのことにより,リサイクリングエンドソームを構成するタンパク質について半網羅的な情報を得ることができた2)。BioID法と膜リン脂質結合プローブを組み合わせた本手法は,今後,オルガネラ連携などのオルガネラの高次機能を理解していくうえで,重要な技術になることが期待される。
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