icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学7巻4号

1956年02月発行

口絵

T.P.Feng博士(馮徳培)の紹介

ページ範囲:P.173 - P.174

文献概要

 1955年もおし迫つた年の暮近く,郭沫若(Kuo Mo jo)氏を中心とする学術視察団が我が国に訪れたことは,今尚われわれの記憶に新らしい。
 その一行の中にDr.T.P.Fengの名前があげられていたことはいたく日本の生理学者の興味を惹いた。博士は恐らく20代の若い時代にイギリスに渡つたと思われる人である。A.V.Hillがその活動のピークにあつた時代に,東大の福田教授と共に博士はHillの指導を受けた。伝え聞く所によるとFeng博士はその後長く英国にとどまり,やがて米国に渡つたという。その頃から彼の名前が注目を惹くようになつたように思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら