文献詳細
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第4回筋収縮の化学班研究協議会報告
著者: 殿村雄治1 藤野和宏2 林浩平3 山添三郞4 関根隆光5 八木康一6 名取礼二7 永井寅男8 菅原努9 上住南八男10 丸山工作11 岡本彰祐12 北川正太郞13 酒井敏夫14 大沢文夫15
所属機関: 1北大触媒 2札医大生理 3群大医化 4群大医化 5順天大生化 6北大理生化 7慈大生理 8札医大生理 9遣伝研 10三重大生化 11東大動物 12慶大生理 13北大生化 14慈大生理 15名大物理
ページ範囲:P.456 - P.460
文献概要
殿村
殿村,渡辺は先にAM-ATP系のkinetic studyから,energy供給と状態変化とがcoupleしていると結論した。即ち,ATPaseと状態変化とのそれぞれのATP結合点が同じであり,反応はcyclicな過程を経ること,酵素化学的にmyosinがATPase反応の結果活性状態になることを推論して反応機構式を提出した。しかし幾つかの点で実証があつたわけではなく,そう仮定した方が説明しやすいというにすぎなかつた。
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