昨年暮れ,米国のジェームズ・P・アリソン博士(テキサス大学)とわが国の本庶佑博士(京都大学)にノーベル生理学・医学賞が与えられた。免疫チェックポイント経路の阻害によりがんが免疫学的に攻撃,排除され得ることを明らかにしたことがその業績である。
免疫チェックポイント経路とは,外界からの抗原やからだの自己成分に対する過剰な免疫応答を抑制する分子経路であり,免疫系の恒常性維持に重要な役割を果たす。アリソン博士はCTLA-4,本庶博士はPD-1というT細胞上のチェックポイント分子の存在を明らかにした。CTLA-4,PD-1はともに,相手の細胞膜上にあるリガンド分子と結合することにより,T細胞の機能に“ブレーキ”をかけ,一方,この結合を解除するとT細胞の働きが戻り,少なくとも一部のがんについては,T細胞が免疫学的にがん細胞を排除できるようになる。
雑誌目次
生体の科学70巻3号
2019年06月発行
雑誌目次
特集 免疫チェックポイント分子による生体機能制御
特集「免疫チェックポイント分子による生体機能制御」によせて フリーアクセス
著者: 宮坂昌之
ページ範囲:P.170 - P.171
Ⅰ.免疫チェックポイント分子について
PD-1/PD-L1による免疫制御
著者: 高塚奈津子 , 茶本健司
ページ範囲:P.172 - P.178
過剰な免疫反応は,組織障害を伴う炎症性疾患につながる。生体内には炎症反応を抑制する負のフィードバック機構“免疫チェックポイント”が備わっている。代表的な抑制性の免疫チェックポイント分子であるprogrammed death-1(PD-1)を欠損するマウスは,様々な自己免疫様の炎症性疾患を自然発症する。免疫チェックポイントは自己組織を守るための必須メカニズムである。本稿では,PD-1の基本的事項およびその意義について概説する。
B7ファミリーの次世代免疫チェックポイント分子
著者: 永井重徳 , 東みゆき
ページ範囲:P.179 - P.186
負の共刺激分子PD-1およびCTLA-4を標的とした,免疫チェックポイント阻害剤による治療は様々ながんに著効を示し1,2),がん免疫療法をがん治療の第4の柱として加えつつある。CTLA-4やPD-1は,その構造が,免疫グロブリン(immunoglobulin;Ig)スーパーファミリーであるB7やCD28に類似していることから,B7ファミリー分子と呼ばれている。B7ファミリーのリガンドおよび受容体は様々な細胞に発現して,正常のみならず炎症・感染・自己免疫・がんなどの病態形成にかかわり,恒常性や免疫応答を制御する重要な役割を担っている。しかしながら,B7ファミリー分子のなかには,結合し得る相手が同定されていないものや,これら分子がどのように連携して働くのか,あるいは1つの分子で免疫応答の促進と抑制の働きを持つ場合に,そのスイッチがどのように制御されるかなど,まだ解明されていない点が多い。そこで本稿では,これら次世代B7ファミリー分子について紹介したい。
Ⅱ.免疫チェックポイント分子とがん
免疫チェックポイント阻害によるがん免疫療法
著者: 河上裕
ページ範囲:P.187 - P.193
長年期待されていた腫瘍抗原特異的T細胞応答を利用するがん免疫療法として,免疫チェックポイント阻害薬と体外培養T細胞を用いる養子免疫療法の開発が進み,標準治療に抵抗性の進行がんに対しても持続的な腫瘍縮小効果が示された。従来,免疫療法が比較的効く特殊ながんとされた悪性黒色腫や腎がんを超えて,肺がん,胃がん,大腸がん,膀胱がん,中皮腫,頭頸部がん,悪性リンパ腫など様々ながんに対して腫瘍縮小効果を示したことは,臨床の現場での免疫療法の位置付けを一変させ,がん治療開発の方向性も変わりつつある。Science誌は,がん細胞でなく免疫細胞を標的にして,複数のがん種で明確な治療効果を示したがん免疫療法を,がん治療のパラダイムシフトを起こしたとして2013年度Breakthrough of the Yearに選び,免疫チェックポイント阻害薬を基軸とした複合的ながん免疫療法を今後期待できる戦略として,Areas to watch 2015とした。その後のアカデミアと企業による基礎研究と臨床研究の進展はすさまじく,既に複数の複合がん免疫療法が承認されている。また,従来のがんワクチンなどとは異なり,明確に効く症例と効かない症例を分けることができる免疫チェックポイント阻害薬では,そのリバーストランスレーショナル研究から抗腫瘍免疫応答の病態解明に,臨床的には,治療効果を予測するバイオマーカー候補や新規治療標的候補の同定が進んでいる。
DNA損傷によるPD-L1発現制御
著者: 柴田淳史
ページ範囲:P.194 - P.201
近年のがん治療において,抗PD-1/PD-L1抗体を用いた免疫治療は革新的がん治療法として世界的に大きな注目を集めている1)。PD-1は細胞傷害性T細胞に発現する受容体であり,PD-L1は標的細胞の膜表面上に提示されるPD-1のリガンドである。PD-L1はPD-1受容体と相互作用することで免疫抑制効果を引き起こすことから,その反応系は免疫チェックポイントと呼ばれている。抗PD-1抗体または抗PD-L1抗体はこの相互作用を遮断する免疫チェックポイント阻害剤として機能する。抗PD-1/PD-L1抗体を用いたがん治療では,腫瘍環境内を含めた全身の免疫抑制状態を解除することで患者の免疫機能を活性化し,抗腫瘍効果を発揮する。これまでの臨床データから,抗PD-1/PD-L1抗体治療では高反応性の患者群が存在することが示されているが,単剤では治療効果が十分ではない患者群も少なからず存在する。そのため,高反応性を示す原因を探る研究が活発に行われている2)。
また一方で,抗PD-1/PD-L1抗体と既存のがん治療法である放射線治療や化学療法剤を併用する臨床試験が世界各地で行われている。しかしながら,併用の際にどのような腫瘍に対し,どのようなタイミングで投与するかはいまだ研究段階である。抗PD-1/PD-L1抗体ががん治療の標準治療になると期待されるなかで,どのような集学的治療戦略を立てるべきか,その情報源となる分子生物学情報基盤の確立は重要な課題の一つである。
免疫チェックポイント分子のゲノム異常
著者: 片岡圭亮
ページ範囲:P.202 - P.206
近年,CTLA-4やPD-1/PD-L1などの免疫チェックポイントを標的とするモノクローナル抗体が開発され,悪性黒色腫や非小細胞肺がんなどの様々な組織型の悪性腫瘍に対して有効であることが報告されてきた1-3).特に,進行がんにおいても顕著な効果を示す症例が存在し,一定の割合で長期間,寛解が維持されるために,大変な注目を浴びている.
T細胞活性化は,抗原提示細胞の主要組織適合遺伝子複合体(major histocompatibility complex;MHC)からナイーブT細胞上のT細胞受容体(T cell receptor;TCR)への抗原提示により引き起こされる1-3).完全なT細胞活性化には,共刺激分子であるCD28とB7の相互作用が必要であるが,この作用は自己免疫などを防ぐためにCTLA-4などの共阻害分子により厳密に調整されている.活性化エフェクターT細胞および制御性T細胞上に発現するCTLA-4受容体は,B7リガンドとの結合においてCD28と競合し,T細胞の増殖とIL-2分泌を阻害する.この阻害抗体であるイピリムマブは2011年に悪性黒色腫に対する治療薬として米国食品医薬品局(Food and Drug Administration;FDA)により承認され,2015年には日本でも承認を取得している.本薬剤は持続的な効果をもたらすことが示されており,2割前後の患者で10年以上の寛解が得られることが報告されている.
TIM-3/galectin-9 autocrine loopによる白血病進展機構
著者: 菊繁吉謙 , 赤司浩一
ページ範囲:P.207 - P.210
“がん幹細胞(cancer stem cell)”理論では,同一の遺伝子変異により成立したがん細胞において,すべてのがん細胞が均一な造腫瘍能を有しているのではなく,少数存在するがん幹細胞のみが,自己複製を行いながら腫瘍を再構築する能力を保持するという,正常幹細胞システムに類似した階層的モデルとして理解される。このようながん幹細胞の存在が初めて証明されたのは,免疫不全マウスへの異種移植実験を用いた急性骨髄性白血病(acute myelogenous leukemia;AML)における白血病幹細胞の同定であった1,2)。
白血病幹細胞は,自己複製能力を有し,未分化性を維持しながらも白血病細胞への限定的分化能力を有し,少数の白血病幹細胞が白血病細胞集団を維持している。白血病幹細胞純化が可能になったことにより,白血病発症機構の解明に大きな進歩がもたらされた。近年では,次世代シーケンサーを含めた種々の解析技術の向上により,白血病発症機構およびclonal evolutionの過程を含めて飛躍的に白血病幹細胞の理解が深まった。その一方で,白血病幹細胞のcell-intrinsicな性質の理解に加えて現在では,白血病幹細胞と周囲環境の相互作用,特に免疫監視機構との相互作用にも注目が集まっている。そこで本稿では,筆者らの同定した白血病幹細胞特異的表面抗原TIM-3分子の腫瘍細胞におけるcell-intrinsicな機能に加えて,周囲の免疫監視機構との相互作用について最近の知見を含めて紹介したい。
細胞間シグナルCD47-SIRPα系を標的としたがん免疫療法
著者: 村田陽二 , 齊藤泰之 , 的崎尚
ページ範囲:P.211 - P.217
がんの増殖,浸潤,転移といった生物学的特性には,がん細胞を取り巻く免疫細胞をはじめ,血管内皮細胞,線維芽細胞などの間質細胞で形成されるがん微小環境が重要な役割を果たすと考えられている1)。なかでも,免疫細胞とがん細胞との相互作用が,がん細胞の免疫監視からの回避にかかわることが知られている。例えば,T細胞に発現する免疫チェックポイント分子であるPD-1やCTLA-4は,がん細胞や抗原提示細胞上のPD-L1やCD80/86と結合し,腫瘍反応性T細胞の活性化を負に制御する2)。一方,これらの分子を標的とした薬剤が抗腫瘍剤として有効性を示すことが明らかとなりつつあり,がん免疫監視を負に制御する分子が,新たながん治療標的として期待されている。
最近,自然免疫細胞であるマクロファージや樹状細胞に高度に発現する膜タンパク質SIRPαとがん細胞を含め組織普遍的な発現を示す膜タンパク質CD47とで形成される細胞間シグナルCD47-SIRPα系が,免疫チェックポイントとして機能し,がん細胞の生体内からの排除を抑制的に制御することが明らかとなってきた。また,このシグナル系を標的とした薬剤の有効性が前臨床研究や臨床試験において示されつつある。本稿では,この細胞間シグナルCD47-SIRPα系とこのシグナル系を標的としたがん免疫療法について概説する。
Ⅲ.免疫チェックポイント分子による炎症制御
PD-1/PD-L1による自己免疫制御
著者: 河野誠司
ページ範囲:P.218 - P.222
PD-1は,石田・本庶らによって単離されて以来,その抑制的な副刺激分子としての性質から自己免疫制御への関与が解明され,自己免疫疾患においては免疫寛容の破綻の観点から精力的に研究されてきた1)。本稿では,PD-1とそのリガンドであるPD-L1の自己免疫疾患とのかかわりを最近の知見も含めて概説する。
PirB/LILRB2とgp49B/LILRB4による免疫制御
著者: 遠藤章太 , 蘇美慈 , 髙井俊行
ページ範囲:P.223 - P.229
マウスPir(paired immunoglobulin-like receptor)およびgp49(glycoprotein 49)は,ヒトのLILR(leukocyte immunoglobulin-like receptor)/ILT(immunoglobulin-like transcript)/CD85に相当する免疫系細胞の機能調節分子であり,各々活性化型のAタイプと抑制性型のBタイプから成るペア型受容体である。本稿では,腫瘍免疫および自己免疫疾患における免疫チェックポイント分子としての免疫抑制性受容体PirB/LILRB2およびgp49B/LILRB4について概説する。
なお,ヒトLILRB1およびLILRB3はマウスPirBの相同分子とされることもあるが,本稿では,リガンド,発現細胞,および機能の共通性からヒトLILRB2がマウスPirBの相同分子であるとして記述している。
セマフォリンによる関節リウマチ・ANCA関連血管炎の病態制御
著者: 西出真之 , 熊ノ郷淳
ページ範囲:P.230 - P.237
セマフォリンは神経軸索の伸長の方向を決定づけるガイダンス因子として1990年代に発見された分子であり,その名称は水先案内人の手旗信号(semaphore)に由来する1)。その後の研究により,セマフォリンおよびその関連分子群は,神経系のガイダンスのみにとどまらず,免疫細胞の分化,腫瘍およびその周囲環境,血管新生,骨代謝のバランス制御など,生体内の様々な局面において重要な活性を発揮することが明らかとなっている2)。なかでも,特に免疫ホメオスタシスに関与するセマフォリンは“免疫セマフォリン”と呼ばれ,これらの分子群は,自己免疫疾患の病態形成においても重要な役割を担っていることが示されている。本稿においては,最新の知見に基づき,免疫セマフォリンの機能を概説する。更に,関節リウマチにおいてはセマフォリンが炎症のドライバーとして,ANCA関連血管炎においては好中球上の免疫チェックポイントとして,免疫セマフォリンが病態に深く関与していることを解説し,今後の展望と共に総括する。
解説
軸索イメージングによって明らかにされた運動学習中に現れる脳のダイナミクス
著者: 田中康代 , 田中康裕 , 松崎政紀
ページ範囲:P.238 - P.243
運動学習の際,大脳皮質運動野や大脳基底核,小脳など多くの脳領域で様々な神経活動の変化が起こることが知られている。近年,2光子顕微鏡技術の発展により細胞体だけではなく軸索のカルシウムイメージングが可能となり,異なる脳領域からの入力を動物が課題を行っている最中に捉えられるようになった。この分野の発展と合わせて,今回明らかになった運動学習で形成される視床から大脳皮質へのシグナルについて紹介したい。
ライフサイエンス指向のホタル発光進化研究—高感度
著者: 岩野智 , 牧昌次郎 , 宮脇敦史
ページ範囲:P.244 - P.251
今回,筆者らは
仮説と戦略
大脳皮質の多様な機能に共通なメカニズムはあるか—カラム回路による統一的な情報変換モデル
著者: 細谷俊彦
ページ範囲:P.252 - P.262
はじめに:大脳皮質の様々な機能に共通なメカニズムはあるか
大脳皮質は哺乳類の進化において最も拡大した脳部位であり,哺乳類に特徴的な高次脳機能の中枢であると考えられている。大脳皮質は視覚野,運動野,言語野など多数の領野に分かれ,それぞれ異なった機能を持つ。ところがいずれの領野でも,主な神経細胞の種類や主たる結合パターン,6つの層に分かれた構造などはよく似ている。更に,個々の領野は他の領野の機能を部分的に代替できることが明らかとなっている1-3)。このため,機能の異なる領野の情報処理に普遍性がある可能性が考えられているが,多くは不明である4-8)。本稿では,最近見つかった領野間で共通な回路構造に基づき,様々な領野で共通な情報処理の枠組みの一つを提案する。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.169 - P.169
財団だより/次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.263 - P.263
あとがき フリーアクセス
著者: 野々村禎昭
ページ範囲:P.264 - P.264
「生体の科学」の編集者には免疫の専門家がいないため特集テーマに免疫が取り上げられないことが気になっていた。金原財団の理事会で宮坂理事にご相談したところ,それは「チェックポイント」ですよ,という答えが返ってきた。早速本号で免疫チェックポイントを特集した。そして阪大宮坂教授は冒頭で的確に免疫チェックポイントを総括してくださった。問題はどのような著者に書いていただくかであるが,その点では現在この領域で活躍中の神戸大の的崎教授がすべてカバーするテーマと著者を考えてくださった。
原稿依頼を出そうとしているとき,免疫チェックポイント分子,PD-1とCTLA-4の発見およびその機能発現が癌排除に働くことから,ノーベル生理学・医学賞の発表があり,京大の本庶佑教授とTexas大のJames Allison教授に授与された。我々の企画意図は正に当たったわけである。また,本誌前号も免疫を特集したが,この中にチェックポイントが含まれていなかったのも不思議で,おかげで本号は今回のノーベル賞の詳しい解説ともなった。とってつけたような解説が慌てて出ている中で本号の著者たちの詳しい総説をじっくりと学んで欲しい。
基本情報

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59巻5号(2008年10月発行)
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59巻3号(2008年6月発行)
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59巻2号(2008年4月発行)
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58巻6号(2007年12月発行)
特集 グリケーション(糖化)
58巻5号(2007年10月発行)
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58巻4号(2007年8月発行)
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58巻3号(2007年6月発行)
特集 骨の形成と破壊
58巻2号(2007年4月発行)
特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
58巻1号(2007年2月発行)
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57巻5号(2006年10月発行)
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57巻4号(2006年8月発行)
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56巻5号(2005年10月発行)
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55巻3号(2004年6月発行)
特集 分子進化学の現在
55巻2号(2004年4月発行)
特集 アダプタータンパク
55巻1号(2004年2月発行)
特集 ニューロンと脳
54巻6号(2003年12月発行)
特集 オートファジー
54巻5号(2003年10月発行)
特集 創薬ゲノミクス・創薬プロテオミクス・創薬インフォマティクス
54巻4号(2003年8月発行)
特集 ラフトと細胞機能
54巻3号(2003年6月発行)
特集 クロマチン
54巻2号(2003年4月発行)
特集 樹状突起
54巻1号(2003年2月発行)
53巻6号(2002年12月発行)
特集 ゲノム全解読とポストゲノムの問題点
53巻5号(2002年10月発行)
特集 加齢の克服―21世紀の課題
53巻4号(2002年8月発行)
特集 一価イオンチャネル
53巻3号(2002年6月発行)
特集 細胞質分裂
53巻2号(2002年4月発行)
特集 RNA
53巻1号(2002年2月発行)
連続座談会 脳とこころ―21世紀の課題
52巻6号(2001年12月発行)
特集 血液脳関門研究の最近の進歩
52巻5号(2001年10月発行)
特集 モチーフ・ドメインリスト
52巻4号(2001年8月発行)
特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
49巻6号(1998年12月発行)
特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
24巻2号(1973年4月発行)
24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
23巻5号(1972年10月発行)
23巻4号(1972年8月発行)
23巻3号(1972年6月発行)
23巻2号(1972年4月発行)
23巻1号(1972年2月発行)
22巻6号(1971年12月発行)
22巻5号(1971年10月発行)
22巻4号(1971年8月発行)
22巻3号(1971年6月発行)
22巻2号(1971年4月発行)
22巻1号(1971年2月発行)
21巻7号(1970年12月発行)
21巻6号(1970年10月発行)
21巻4号(1970年8月発行)
特集 代謝と機能
21巻5号(1970年8月発行)
21巻3号(1970年6月発行)
21巻2号(1970年4月発行)
21巻1号(1970年2月発行)
20巻6号(1969年12月発行)
20巻5号(1969年10月発行)
20巻4号(1969年8月発行)
20巻3号(1969年6月発行)
20巻2号(1969年4月発行)
20巻1号(1969年2月発行)
19巻6号(1968年12月発行)
19巻5号(1968年10月発行)
19巻4号(1968年8月発行)
19巻3号(1968年6月発行)
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18巻6号(1967年12月発行)
18巻5号(1967年10月発行)
18巻4号(1967年8月発行)
18巻3号(1967年6月発行)
18巻2号(1967年4月発行)
18巻1号(1967年2月発行)
17巻6号(1966年12月発行)
17巻5号(1966年10月発行)
17巻4号(1966年8月発行)
17巻3号(1966年6月発行)
17巻2号(1966年4月発行)
17巻1号(1966年2月発行)
16巻6号(1965年12月発行)
16巻5号(1965年10月発行)
16巻4号(1965年8月発行)
16巻3号(1965年6月発行)
16巻2号(1965年4月発行)
16巻1号(1965年2月発行)
15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
15巻5号(1964年10月発行)
特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
12巻5号(1961年10月発行)
12巻4号(1961年8月発行)
12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
11巻1号(1960年2月発行)
10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)