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文献詳細

雑誌文献

生体の科学70巻5号

2019年10月発行

文献概要

増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち Ⅰ.解剖学・発生学・細胞生物学

月田承一郎(1953-2005)—徹底的に形態学を利用した分子生物学

著者: 古瀬幹夫1

所属機関: 1自然科学研究機構生理学研究所細胞構造研究部門

ページ範囲:P.380 - P.381

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 月田承一郎博士は,電子顕微鏡形態学をベースとしたユニークな分子細胞生物学を展開し,上皮のバリア機能を担う細胞間結合タイトジャンクションの主要構成分子群の同定と生理機能の解明において決定的な貢献を果たした。その成果は,細胞生物学にとどまらず,上皮バリアや上皮輸送にかかわる病態の研究にも大きく波及している。

参考文献

. 84:513-530, 1980
. 317:182-184, 1985
. 108:31-41, 1989
. 2:285-293, 2001
5)月田承一郎:若い研究者へ遺すメッセージ 小さな小さなクローディン発見物語,羊土社,東京,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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