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文献詳細

雑誌文献

生体の科学70巻5号

2019年10月発行

増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち

Ⅱ.生化学・遺伝学

新井賢一(1942-2018)—酵素化学から免疫学へ:A global advocator for science

著者: 宮島篤1

所属機関: 1東京大学定量生命科学研究所

ページ範囲:P.388 - P.389

文献概要

 新井賢一博士は,GTP/GDP結合ポリペプチド鎖延長因子EF-Tuにおいて,リガンドの変換によりタンパク質の反応性をON/OFFにするエネルギー転換機構を明らかにし,同様の機構の存在をDNA複製因子においても示した。また,φX174ファージDNAのin vitroでの複製に成功した。更に,数多くのサイトカインcDNAのクローニングを世界に先駆けて行い,現代血液・免疫学の発展に多大な貢献をした。

参考文献

. 249:3311-3313, 1974
. 77:3322-3326, 1980
. 81:1070-1074, 1984
. 82:68-72, 1985
. 10:295-331, 1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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