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文献詳細

雑誌文献

生体の科学70巻5号

2019年10月発行

文献概要

増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち Ⅳ.病理学・腫瘍学

伊東信行(1928-2010)—環境化学物質の発がん性

著者: 髙橋智1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科実験病態病理学

ページ範囲:P.426 - P.427

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 伊東信行博士は,環境化学物質の発がん性検出に尽力され,長期間を要するがん原性試験に代わる,比較的短期間で検討できる発がん性試験代替法の開発に成功した。これらの功績により,現在のリスクアセスメントに通じるリスク評価法の大きな変革がもたらされた。また,現在の毒性学・発がん分野においてわが国のみならず世界を牽引する形で活躍している多くの研究者を育成・輩出した。

参考文献

. 70:343-352, 1983
. 77:1261-1265, 1986
. 94:3-8, 2003
4)Shirai T, Hirose M, Ito N:IARC Scientific publications no.146, pp251-271. IARC, Lyon France, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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