icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学70巻5号

2019年10月発行

文献概要

増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち Ⅴ.生理学・薬理学・生物物理学

高橋國太郎(1935-2011)—ネコ錘体路細胞からホヤ神経細胞へ:進化を遡る研究

著者: 岡本治正1

所属機関: 1学習院大学生命分子科学研究所

ページ範囲:P.442 - P.443

文献購入ページに移動
 高橋國太郎博士は電気生理学の分野で顕著な業績を上げつつ,同分野の先端的手法を神経系の発生,なかんずく神経誘導の問題に適用した。現生の脊椎動物と約6億年前に共通の祖先を持つとされる頭索動物ホヤの初期胚を用いて,最小の2細胞から成る最も単純な解析系を確立し,神経誘導機構における細胞間作用の詳細について明らかにした。

参考文献

. 28:908-924, 1965
. 254:607-638, 1976
. 347:301-325, 1984
. 85:6197-6201, 1988
. 511:347-359, 1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら