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文献詳細

雑誌文献

生体の科学70巻5号

2019年10月発行

文献概要

増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち Ⅴ.生理学・薬理学・生物物理学

松尾壽之(1928-)—生理活性ペプチドの研究

著者: 中里雅光1

所属機関: 1宮崎大学神経呼吸内分泌代謝内科学教室

ページ範囲:P.448 - P.449

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 松尾壽之先生は,生体内の情報伝達にかかわる超微量ペプチドの独創的な分析法を開発され,脳神経系や心臓などから重要な生理機能を持つペプチドを次々と発見され,生命現象のからくりを解く新しい研究領域を切り開かれた。これらの成果は,前立腺がん治療ならびに心不全治療薬や診断薬として,広く実用化されている。有機化学技術を基盤として,物質の発見から臨床応用まで展開された偉業は,生命科学の進歩に大きく貢献している。

参考文献

. 43:1334-1339, 1971
. 118:131-139, 1984
. 332:78-81, 1988
. 342:934-937, 1989

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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