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文献詳細

雑誌文献

生体の科学70巻5号

2019年10月発行

文献概要

増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち Ⅵ.神経科学

伊藤正男(1928-2018)—小脳研究

著者: 永雄総一1

所属機関: 1希望病院のぞみ高次脳機能研究所

ページ範囲:P.450 - P.451

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 わが国の脳科学の産みの親である伊藤正男博士は,小脳研究の第一人者であった。博士は半世紀前に小脳の出力が抑制性であることを発見し,眼球反射を用いて欧米の数理工学者が提唱した小脳学習モデルを検証し,学習の原因となる小脳皮質のシナプス伝達可塑性を発見した。更に博士は小脳学習が認知機能に関与することを指摘した。

参考文献

. 20:515-516, 1964
. 4:43-57, 1967
. 33:253-258, 1982
. 324:113-134, 1982
. 115:7428-7433, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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