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増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち Ⅶ.臨床医学
菊池昌弘(1934-2012)—菊池-藤本病の研究
著者: 竹下盛重1
所属機関: 1福岡大学医学部病理学教室
ページ範囲:P.474 - P.475
文献購入ページに移動菊池博士は,1958年九州大学医学部医学科を卒業し,1963年同大学院医学研究科博士課程を終了後,同第二病理学教室,故橋本美智雄教授のもと血液病理学を専攻した。1966年より2年間,文部省在外研究員として西ドイツ・ハノーバ市立病院およびKiel大学で,Karl Lennert博士のもと脾臓の組織形態像の研究をした。帰国後,九州大学の助教授を経て,1973年福岡大学医学部病理学教室の初代教授に就任し,学部長,病院長や副学長を歴任し2007年に退職した。2012年4月に悪性リンパ腫再発で逝去された。
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