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特集 科学と芸術の接点
音楽療法と音響医学—医学と音楽が接する領域の研究とは
著者: 市江雅芳1
所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科音楽音響医学分野
ページ範囲:P.551 - P.555
文献購入ページに移動 医学的な研究対象として音楽を捉えたとき,3つのアプローチが考えられる。1つは,医学的な治療に音楽を活用する,いわゆる音楽療法の研究である。次は,音楽を奏でる演奏家に特有な疾病や傷害に対する研究である。最後は,演奏家の技能を高めるため,あるいはレッスンでの指導を合理的に行うために,医学的な手法を活用する研究である。本稿では,これら3つのアプローチについて,筆者の経験を交えながら解説する。
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6)市江雅芳:医学的音楽療法実施上の留意点.呉 東進(編著),日本音楽医療研究会(監修):医学的音楽療法 基礎と臨床,pp23-27.北大路書房,京都,2014
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