icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻1号

2020年02月発行

文献概要

特集 睡眠の制御と機能

睡眠制御分子

著者: 船戸弘正12

所属機関: 1筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 2東邦大学医学部

ページ範囲:P.3 - P.7

文献購入ページに移動
 睡眠と覚醒の制御は様々なレベルで行われている。神経回路レベルでみれば,睡眠,ノンレム睡眠,レム睡眠を促す作用を持つ神経回路や神経細胞集団の同定が進んでいる。細胞内のレベルについては,ようやく端緒についたばかりであるものの,睡眠や覚醒と密接にかかわる細胞内のシグナル伝達系やタンパク質群が明らかになってきた。本稿では,睡眠制御にかかわるアデノシンとSIK3などの分子に着目して,研究の現状と課題を紹介したい。

参考文献

.23:429-457, 1909
.25:1-10, 2019
. 19:702-715, 2019
. 1:243-252, 1984
. 81:6240-6244, 1984
. 74:1282-1286, 1977
. 109:576-582, 1982
. 7:33-38, 2007
. 97:4903-4907, 2000
. 142:533-539, 2004
. 103:17949-17954, 2006
. 21:1019-1020, 1973
. 22:1401-1404, 1983
. 276:1265-1268, 1997
. 99:507-517, 2000
. 29:455-461, 2006
. 61:213-219, 2009
. 12:283-290, 2003
. 29:1267-1276, 2009
. 8:858-859, 2005
. 31:70-78, 2017
. 8:734, 2017
. 539:378-383, 2016
. 108:287-291, 2008
. 115:10458-10463, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?