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文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻2号

2020年04月発行

特集 ビッグデータ時代のゲノム医学

Ⅰ.ゲノム医学の進歩

ゲノム医学におけるオミックス解析

著者: 小原收1

所属機関: 1かずさDNA研究所

ページ範囲:P.114 - P.118

文献概要

 オミックス解析とは,網羅的な生体分子のプロファイリングの総称として用いられているアプローチである。分子生物学のセントラルドグマが遺伝情報から生体機能発現に至る情報の流れを明らかにしたことを受けて,急速に蓄積している個人ゲノム情報を医科学に活用していくためのツールとして,こうしたノンターゲットな生体分子のプロファイリング技術が注目されている。本稿では,臨床情報やゲノム情報がビッグデータとしての活用方法を模索されている現在,オミックス解析の利用を通じて何を目指していくことが重要であるかを考えてみたい。

参考文献

. 326:959-966, 2003
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12)金子邦彦:生命とは何か—複雑系生命科学へ,第2版,東京大学出版会,東京,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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