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特集 スポーツ科学—2020オリンピック・パラリンピックによせて
サッカーキック動作のバイオメカニクスの神話と科学的事実
著者: 布目寛幸1
所属機関: 1福岡大学スポーツ科学部
ページ範囲:P.212 - P.215
文献購入ページに移動数あるfootball codeのなかでサッカーが最もメジャーな競技であることに異論はないだろう。とりわけサッカーでは,他のfootball codeでは許されている手の使用が(GK以外は)厳しく制限されているため,ゲーム中に生じるほとんどのアクションはキックを介したものとなる。つまり,サッカーはキックへの依存度が最大限に高められたfootball codeであるということができる。本稿ではサッカーキック動作にまつわる“神話”と“科学的事実”についてバイオメカニクス的な観点からその真偽について考えてみたい。
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