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文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻5号

2020年10月発行

文献概要

増大特集 難病研究の進歩 Ⅰ.神経・筋

球脊髄性筋萎縮症

著者: 山田晋一郎1 橋詰淳1 勝野雅央2

所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院脳神経内科 2名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学

ページ範囲:P.376 - P.377

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 近年の研究により,球脊髄性筋萎縮症(SBMA)では,純粋な下位運動ニューロン障害のみならず骨格筋や全身臓器も障害されることが明らかとなってきた。SBMAの治療法開発のためには,骨格筋の変性メカニズムや神経と筋の相互作用を解明することが重要である。本稿では,SBMAの病態とそのモデル,骨格筋障害と病態に即した治療法開発を中心に今後の展望について概説する。

参考文献

. 9:768-773, 2003
. 35:843-854, 2002
. 65:140-150, 2009
. 9:875-884, 2010
. 10:4262, 2019
. 3:537-546, 2016
. 11:e8547, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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