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文献概要
増大特集 難病研究の進歩 Ⅰ.神経・筋
ハンチントン病
著者: 長谷川一子1
所属機関: 1国立病院機構相模原病院神経内科
ページ範囲:P.390 - P.391
文献購入ページに移動 ハンチントン病は,病因遺伝子HTT のCAG繰り返し配列の異常伸長によるポリグルタミン病の一つで,主として成人期に発症する優性遺伝性進行性神経変性疾患である。精神症状と認知症状,舞踏運動を特徴とする運動障害を三主徴とする。病状の増悪により社会生活の継続が困難となることが多く,集学的な対応が必要な疾患である。近年,アンチセンスオリゴヌクレオチド治療や遺伝子治療が開始され,有効性が期待されている。
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