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文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻5号

2020年10月発行

文献概要

増大特集 難病研究の進歩 Ⅰ.神経・筋

シャルコー・マリー・トゥース病

著者: 樋口雄二郎1 髙嶋博1

所属機関: 1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科神経病学講座脳神経内科・老年病学分野

ページ範囲:P.394 - P.395

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 シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)は末梢神経系が主に障害される遺伝性神経疾患である。当教室では,のべ2,000例を超えるCMT患者の遺伝子診断を継続して実施している。近年のゲノム解析の進歩により原因遺伝子が次々に同定され,病態解明も進んでいる。根治治療はまだ未確立であるが,遺伝子治療などの治療開発研究も進んでいる。本稿では,近年筆者らが同定した新規原因遺伝子MMEおよびCOA7について,更に今後の治療開発の展望について述べる。

参考文献

. 90:195-202, 2019
. 79:659-672, 2016
. 141:1622-1636, 2018
. 90:58-67, 2019
. 128:359-368, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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